この投稿では、
筆者が撮影した素材をLightroomで加工
↓
各調整バーをどの数値に設定すれば良いか
をお見せします!
初心者の方が直面する
「夜景写真をどう加工すれば良いのか」
について、詳しく説明していきます。
必見ですよ〜!
※写真は全て筆者撮影のものです。
転用は一切禁止とさせていただきます。
加工の感覚を掴んで頂きたいです。
素材はこちら

を
こんな感じ👇に仕上げていきましょう。
こちらの写真を以下「完成版」と呼びます。
見本

早速やっていきましょう!
歪み補正とマット感

じゃあこんな感じで設定してみてください!!!
(おわり)
なーんて説明では、ぜーんぜん面白くないですよね。
(子供にベンキョベンキョって言いたくないですよね、みたいな言い方になっちゃった)
そこで!!!
- ジオメトリ
- カーブ
上記2つのポイントに絞ってお伝えしていきます。
ちなみに!!
Lightroomは、非破壊加工ができるので、どの順番で加工しても問題ありません。
(非破壊加工=調整バーを何度変更しても画質が劣化することがない、ということです)
歪み補正
まずはじめに、歪み補正です。
建物を含む風景写真で大事なのは、建物の歪みを修正することです。
色味補正をクリアしたら、こんな感じの画像になります。

明るさ・色味が上手くいっており、雰囲気のある感じに仕上がってますね!
ただ、
左端の「まねきねこ」の看板がついているビルが右斜めに曲がっているのが目に付きます。
ピシッと!!!
揃えるとよりカッコ良い風景写真になりますので、以下のようにすると良いでしょう。
そしたら、Lightroomの「ジオメトリ」を開きましょう。

バー調整は上記写真を参考にしてみてください。
- 歪み→レンズの膨らみを調整
- 垂直方向→縦の歪みを調整
- 水平方向→横の歪みを調整
となってます。
「切り抜き制限」をONにすると、
歪み補正後の余分な白部分を
自動でカットしてくれます。
以上、ジオメトリ(歪み補正)の説明でした。
カーブ
よく、夜景写真で用いられるのは「マット感を出すレタッチ」です。
例👇

左側の端っこを上にあげて、
少し右側を下に下げるレタッチ方法ですね。
このようにするとマット感を演出できます。
ただ、今回はこちら使用していません。
もともとカメラの設定でコントラストを強くしており、
マット感カーブを今回の写真に適用すると道路が黒潰れ(暗くなりすぎてして)しまうためです。
こんな感じになっちゃうんですよ👇

車道やビルの暗い部分ディテールが黒でみえなくなってしまいました。
ただ、写真によってはバツグンの効果を発揮する時もありますので、引き出しとして持っておくと表現方法が広がります!!
以上、「マット感を出すレタッチ方法」を紹介しました。
まとめ
今回は、新宿大ガードの夜景写真を使って、歪み補正とカーブについて説明しました。
次回以降、ほかのレタッチ技術も公開していくので、乞うご期待!
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