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今日訪れるのは「中野坂上」。摩天楼が広がる西新宿に隣り合う街で、駅周辺には西新宿に建っているものに負けないくらいの高さを誇るオフィスビルがあります。
新宿から中野坂上に向かう丸ノ内線の車両の中で、今日も食べパト(=食べログパトロール)スタートです。
電車での移動時間は10分もないから高速でサーチ
今日も探すぜおいしいラーンチ
(突然ラップらしいものを思いついた。書きたかっただけで特に意味はないです。)
ということで今回はこちらのお店です。
ミッキー飯店
ん??ミッキー??
千葉県は舞浜に拠点を置く、あのねずみのアレかな…??
とにかく行ってみましょう。
お店に向かう前に、食べログの口コミで見た情報を紹介します。
1969年の創業時、中国語にくわしい人に『盈喜(ミツキ)飯店』と名付けてもらったそうですが、文字が難しすぎて誰も読めないので、カタカナにしちゃったそうですw
紫陽花613さんの口コミより抜粋
とのことです。1969年創業ということはつまり、このお店は50年超の営業年数を誇るわけです!
この開業・廃業が激しい飲食業界において50年も営業を続けているとは、、恐るべしミッキー飯店。
見えてきました。こちらが今回のお店ミッキー飯店さんです。

ちなみにこちらが店前道路の様子なのです。お分かりの通り、あたり一帯は住宅街です。

青梅街道から南に派生する道に入り、そこからさらに5分くらい歩きます。一軒家やアパートが続く街並みに突然現れます。ミッキーが(=ミッキー飯店)。
夏が始まろうとしている6月の初旬。最高気温が27度と予報されているので、駅から10分くらい歩いて汗かいちゃいました。お店へ入りましょう。

壁には黒、黄色の細長い画用紙にメニューが書き込まれ、所狭しと掲げられています。まるで願いを書き込むよう短冊のようです。
いかにも町中華っぽい雰囲気で、「これから中華が食べられる~!」とテンション上がります。
注文したのは、
ミッキーライス 750円
このミッキーライスという言葉、サウンド的には千葉県の舞浜を拠点とするネズミのキャラクターの名前とそっくりですが、関係はないようです。チュロスとかキャラメルポップコーンとかは出てきません。
12時ぴったりに入店した時は先客ゼロでしたが、私に続いてスーツを着た男性のソロのお客さんが3人ほど続きます。周辺には住宅街だから、ここまで歩いてきてるのかなぁ。人気店であることがうかがえます。
そんなこんなで思考を巡らせていると来ました!

ミッキーライスです。
頂きます!まずはスープから。

うまい!!
鶏ガラの旨みと醤油のキリっと塩分が美味しい。きっと醤油ラーメンもこのスープのはずだから、おいしいよなぁ。
すっごい個人的な話になるんですけど、わたしは大学生のころ地元の中華料理屋さんでバイトしてました。まかないで清湯スープをよくいただいてました。
その時の懐かしい記憶を思い出しながら、美味しくお腹のウォーミングアップです。
さて、ミッキーライスをいただきます。

一言で端的に説明するならば「あんかけご飯」です。餡は主に醤油・豆板醤・胡椒で味が調えられていて、鼻から抜けるニンニクの香りにより、レンゲが勝手に白ご飯へ伸びてしまいます。

具材が豊富なのがうれしい。豚バラ・タケノコ・しいたけ・キャベツ・人参。それに加えてレバーが入っています。

レバーはしっかりと下処理がなされていて臭みなし。餡のなかで1番大きい具材なので、食べ応え満点です。
すごいと思ったのは、食べ終わるまで餡が”へたらない“こと。
あんかけの餡って、片栗粉でとろみをつけてから時間が経つと、どうしてもゆるんで水っぽくなってしまうんですが、このミッキーライスは違います。
わたしが食べ始めてから10分経っても水っぽくならない。アツアツのままです。料理人さんの技が光ります。
キャベツの葉っぱは外側の硬い部分や芯の部分が使われていて、たまに口の中に残ってしまうのが唯一残念なポイントでした。
ただ、具だくさんのまかないチックな一杯で、これでもか!!ってくらい餡がかけられています。幸せな満腹になること間違いなしです。

お皿の大きさをiPhoneSEと比較しました。お皿おっきいなぁ、道理でおなか一杯になるわけです。
ごちそうさまでした。職人技が光るミッキーライス、おいしかったです。
お店情報

◆ミッキー飯店◆(食べログはこちら)
東京都中野区本町2-17-4
営業時間
11:30~14:15 (L.O.13:45)
17:00~21:00 (L.O.20:30)
※当面の間、夜営業は中止だそうです。
[定休日]
日曜・祝日
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