
どうもおはこんばんにちわ。マーボードフ男です!
黒くてしわしわの黒豆みたいな中華調味料”豆豉(トウチ)”を解説します!
いいや、豆豉(トウチ)ってなんやねん!
そもそも「豉(チ)」の字なんて初めてお目にかかったわ!
この記事では、そんな方に向けて
中華の炒め物によく使われる豆豉について解説していきます。
豆豉とは
大豆を粒ごと発酵させた食品。
色が黒くて塩からく、浜納豆に似る。
中国料理で調味料として用いる。
コトバンクより
塩を加えて、発酵させて、水分を減らした食品。
秦の時代に製造されるようになったと考えられている。塩辛く風味が強いが、
アミノ酸などのうまみ成分を多く含み、
まろやかなコク味とふくよかな香りもあわせ持つため、
料理の味に奥行きを持たせることができる。刻んだものを回鍋肉や魚介類の炒め物などに用い、
Wikipediaより
また、素材と合わせて蒸し、味と香りを付けるのにも用いられる。
大豆を発酵させて作る、という点においては
味噌作りと同じ工程を踏んでますね。

麻婆豆腐を作るとき、豆豉が手元に無い時には
味噌が代用品として使えるんですよ!
そうなんです!
麻婆豆腐を作るときに豆豉の代用品として「味噌」が使えるんです!
詳しくは豆豉の代用品として使われる調味料をチェックしてください。
豆豉の効果

名称
豆豉/または「蔭豉」「幽菽」「嗜」
原産地
中国南部・四川省
科名
マメ科
栄養/成分
1番多く含まれるのがオイゲノールで、他にはβ-カリオフィレン、カリオフィレンオキ主な栄養成分としては、うまみ成分であるアミノ酸が豊富に含まれています。
消炎性健胃、消化、解熱、発汗薬として使用され、
糖尿病の予防や改善の効果が見込まれます。
また、胃のむかつき、心煩、不眠、熱病の初期に応用します。
豆豉は漢方でも使われているのです。
「淡豆豉(タントウシ)」という風邪薬がそれにあたります。

薬みたいな感じ!
そんな効能があったなんて知らなかった!
豆豉の産地

中国南部と四川省での生産がさかんで、広東料理、四川料理、湖南料理などの調味料として多用されます。
豆豉の香り
味噌に似たふくよかな香りが特徴です。
豆豉そのものの味は?

豆豉は大豆を塩麴に漬けて発酵させて作られるので、そのままで食べるととても塩辛いです。
そのままで食べるよりも、料理の調味料として使われるパターンがほとんどですね。
料理に入れるときは、細かく刻んで馴染みやすくします。

そういえば味噌だってそのまま食べること無いもんね!
豆豉が使われている料理

- 麻婆豆腐
- 回鍋肉
- 豚肉の豆豉蒸し
- 牡蠣の豆豉炒め etc…

普段の炒め物とか、チャーハンとかも、
コクや深みがUPして美味しくなるよ!
豆豉の代用品として使われる調味料

豆豉の代用品として使われる調味料の1つとして味噌が挙げられます!
味噌も大豆から作られる発酵食品なので、旨味や香り、塩気などが豆豉に似ています。
より豆豉の味わいに近づけたいという場合は、
- 大豆の粒が残っているもの(つぶ味噌)
- 原料が大豆と塩だけのもの
などを使うと良いでしょう。





たまり醤油も代用品となりますよ。
大豆と塩だけで醸造されるたまり醤油は
一般的な醤油に比べてとろりと濃厚な食感と深いコクをあわせ持つのが特徴です。
炒め物でたまり醤油を使う場合、鍋肌で醤油を少し焦がして使うとGOODです。
風味が引き立ち、料理の旨味や香りがより良くなります。



味噌とたまり醤油か!メモメモ
豆豉醤(トウチジャン)とは異なる?
名前が似た調味料に「豆豉醤(トウチジャン)」がありますが、
実は「豆豉」と「豆豉醤」は違う調味料です!
「豆豉醤」とは、
すりつぶした豆豉に唐辛子味噌やニンニクなどを加えた中華調味料です。
こちらは味噌のようにそのまま料理に加えて使用します。



名前は似てるけど、味とか風味とかが違うんだね
まとめ

この記事では黒くてしわしわの中華調味料「豆豉」について解説していきました!
麻婆豆腐など中華料理の炒め物に入っていることが多くて、
発酵食品特有の豊かなコクが加わり、本格的な味を再現できます!
ぜひお試しを!
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